【ご報告・クリスマス企画2022】病気とたたかう子どもたちへプレゼントを届けました!

遺伝性疾患プラス編集部

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新型コロナウイルスの感染拡大は、現在も、病気とたたかう子どもたちやそのご家族、そして医療従事者の皆さまに影響を与え続けています。遺伝性疾患プラスは、そんな状況下でも、少しでも「子どもたちへ笑顔をお届けできれば」と考え、2021年に続き、2022年のクリスマスシーズンに同企画を実施しました(2021年の企画については、コチラから)。

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クリスマスプレゼントをお届けした施設の皆さまより

プレゼントをお届けした施設の方々にご協力頂き、後日、お届け時のお写真やメッセージをお送り頂きました。ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!以下、それぞれ頂いたメッセージやお写真を、施設名五十音順でご紹介させて頂きます。

愛知県医療療育総合センター

「病院にもサンタさんからプレゼントが届いたよ」

サプライズで届いたプレゼントに、病棟中が笑顔で溢れます。患者様をはじめ、ご家族、スタッフも同じ気持ちになれるこの時をとても貴く(とうとく)思います。図鑑を手にした患者様のキラキラした眼差し、大人が想像もつかない思考を巡らす姿は、スタッフとして胸が熱くなります。

Christmas22 01

ハンドベルの見た目の華やかさや音色の美しさは、ほとんどの患者様にとって初めての経験で、「もっと演奏していたい、聴いていたい。」と興味や意欲につながっています。ベッドで安静を保っている患者様には、プロジェクターとiPadを使って、癒しや好きな画像を提供でき、楽しいと感じていただけます。また、デイルームでスクリーンを広げて、イベントを開催するなどの企画も可能です。

Christmas22 02

私たちは、患者様にとって快い時間を提供できるように、頂いた品々を大切に管理し、フルに活用させていただきます。ありがとうございました。(同センター中央病院看護部の皆さまより)

秋田大学医学部附属病院

この度は、たくさんのプレゼントをいただきありがとうございました。「普段プレイルームで遊んでいるおもちゃと一緒に使ったら、遊びの幅が広がるなぁ」という視点で選んだおもちゃたち。

Christmas22 03

期待どおり、子どもたちはプレゼントを開けるなり早速遊び始めてくれました。単調になってしまいがちな日々に、新しい刺激を与えてくださり、心より感謝申し上げます。(小児科スタッフの皆さまより)

Christmas22 04

大阪母子医療センター

「アスレチックソフトブロック」は、安全に楽しくリハビリが行えるプレゼントで、入院中の子どもさんの運動不足解消や体力・筋力低下を防ぐことができます。入院が長くなるとどうしても制限が多く運動意欲の低下が生じてしまいますが、大喜びで楽しくリハビリが行えています。気分転換にもなるようです。アスレチックソフトブロックを置いているだけでリハ室も明るくなり、スタッフ一同感謝しております。

Christmas22 05

「マグフォーマー」は、園やご家庭で馴染みのある患者さんも多く、とても喜んでくれました。様々な色や形を楽しんでくれているので、たくさん用いて言語コミュニケーション面の発達促進に役立てたいと思います。また、コロナ禍で清拭可能なものという点でも大変有難いです。大切に使用していきたいと思います。

Christmas22 06

「鉄棒」は、生まれつき手に障害がある子どもさんや入院生活が長引く子どもさんにとって、園生活や学校生活で他の子どもさんと同じようにリハビリにて経験・練習できることはとても大事なことです。早速練習に取り組みぶら下がりなど出来るようになりました。苦手意識がなくなり積極的に練習に取り組んでいます。今回いただいたプレゼントを活用し、楽しく子どもさんの出来ることを増やすリハビリを行なっていきたいと思っております。(スタッフの皆さまより)

Christmas22 07

神奈川県立こども医療センター

この度、神奈川県立こども医療センターのお子さんたちへのクリスマスプレゼントのiPadをありがとうございました。早速、病棟のイベントに利用させていただいております。写真は、オンラインフットサル教室の様子です。iPadをテレビにつなぎ、フットサル教室の講師が病棟のお子さんたちにボールを動かすよう話します。お子さんたちはそれに合わせてやり取りの会話を楽しみながらボールを動かしている様子です。

Christmas22 08

iPadが無いとできないイベントです。お子さんたちも身体を動かし楽しそうでした。これからも、沢山のイベントで利用させていただきます。ありがとうございました。(ボランティアコーディネーター様ほかスタッフの皆さまより)

国立成育医療研究センター

素敵なプレゼントをありがとうございました。国立成育医療研究センターでは、4名のチャイルド・ライフ・スペシャリストが、ひとりひとりの子どもとその家族に寄り添い「乗り越えていく力」を支援し、医療チームの一員として活動しています。当センターでは、入院が長期になる子どもも多いのですが、病院内でできる遊びにはどうしても限りがあります。また、感染対策のため、消毒が難しいものや、共有してみんなで使うおもちゃは利用が難しくなっていました。

今回、外で遊べない子どもたちも個別に室内で砂遊びを楽しめるセット、アルコールで拭いて消毒でき、工夫次第で様々なものを組み立てられる明るくカラフルな色のおもちゃなどをいただきました。小さい子から大きな子どもまで使えるものですので、様々な子どもたちが楽しんで遊ぶことと思います。大切に使わせていただきます。(スタッフの皆さまより)

Christmas22 09

聖路加国際病院

「届いた日に開封してプレイルームに置いたら子供たち、さっそく遊んでいました!トンネルになったり、船になったり、ゆらゆらベッドになったりいろんな使え方ができて本当に大正解なギフトでした!ありがとうございます!」

「赤ちゃんや寝たきりのお子さんをゆらゆら乗せてリハビリやリラックスタイムにも使えています!」

「これすげ~!たのし~!」(小1男児)とバランスとって乗ったり、トンネルにして車のおもちゃを走らせたり、滑り台にしたりなどして遊んでいました!本当にありがとうございます!(スタッフの皆さまより)

Christmas22 10

診察や計測ではお子さんがおとなしくいてくれるとスムーズに終わらせることができ、お子さんの負担も減るので、気をひける音がでる、ピカピカ光る、動きがあるおもちゃは重宝しています!お子さんもスタッフもストレス軽減できました!ありがとうございました!(外来看護師より)

Christmas22 11

写真はスタッフが写っておりますが、実際は、ご両親にカンガルーケアや授乳をして頂く際に使用させて頂きます。今まで使用していたソファが古くなり、ちょうど必要になっていたため大変有り難く、大切に使用させて頂きます!(NICU 看護師長より)

Christmas22 12

千葉県こども病院

この度は、ご寄付いただきありがとうございました。子ども達をベッドに寝かしたままにせず、できるだけベビーカー等に移ってお散歩など、刺激を受けられるように関わっています。使用する頻度が多いため、ご寄付いただいたものを有効に活用させていただきます。(病棟スタッフの皆さまより)

Christmas22 13

Christmas22 14

東京女子医科大学病院 リハビリテーション部

素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。新しいおもちゃの存在に敏感に反応し、お子様自らが興味を持って楽しんでくれています。お子様たちの嬉しそうな顔をみながらリハビリを行うことができ、我々としても嬉しく思っております。

Christmas22 15

今後もいただいたおもちゃを大切に活用し、より楽しく有意義なリハビリの時間を提供していきたいと思っています。この度は誠にありがとうございました。(スタッフの皆さまより)

東京女子医科大学病院 小児科

入院という制限された中でも、段差を利用して遊ぶことで、楽しみながら平衡感覚や身体の使い方を養うことができ、時にはフカフカのマットの上にゴロンと横になることでリラックスしている子どもの姿も見られます。すてきなプレゼントを、ありがとうございます。(病棟保育士より)

Christmas22 16

とてもかわいいクリスマスプレゼントをありがとうございます。昨年はおままごとセットをプレゼントしていただき、主に幼児期の患者さんやそのご家族が大変楽しんでおられます。今年は素敵なマットをプレゼントしていただき、小さいお子さんを中心にみんなで楽しんでいます。スタッフ一同、心より感謝しております。(看護師より)

東京女子医科大学病院ゲノム診療科

ステキなプレゼントをありがとうございました。(スタッフの皆さまより)

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Christmas22 18

東京女子医科大学病院ゲノム診療科様より、手作りのカードでメッセージをお送り頂きました。

長野赤十字病院

この度は、⾧野赤十字病院小児科病棟の子ども達に素敵なプレゼントを頂戴いたしまして、まことにありがとうございました。

当院は緊急入院の患児が多く、突然の入院で動揺している中、ベッド上での安静を強いられることが子どもにとって大きなストレスになっております。また、付き添われるご家族も、狭い空間に患児と共に押し込められ、厳しい状況での入院生活を送っていただいています。「少しでも入院中のつらさを癒やせるように」との思いから、今回、タブレットPCをリクエストさせていただきました。子ども達だけでなく、付き添いのご家族からも非常に好評です。好きな動画を見たり、ゲームをしたりと、治療中で有りながらも有意義な時間を過ごすことが出来ています。点滴加療中で自由に動くことも出来ずにいた子が、タブレットで動画を見ながら「これ、サイコー!」と嬉しそうな笑顔を見せてくれました。身体的苦痛が改善してきたときには、子どもにあった「遊び」を提供していくことの大切さを改めて実感いたしました。今後はTV面会など、入院中の小児や新生児と家族や社会をつなげるツールとしても役に立てていきたいと考えています。

 調整済み

「本当は、子どもの表情を見ていただきたかったのですが。大興奮していました!」(スタッフのコメント)

コロナ前のような行動制限のない状況にはまだ戻ることが難しそうですが、入院中であっても、子どもが子どもらしく過ごせるような環境を今後も整えていきたいと思っています。(⾧野赤十字病院 A5病棟(小児センター・NICU・GCU)スタッフの皆さまより)

クリスマスにあわせて、プレゼント以外のお楽しみも

今回は、プレゼントをお届けすることに加えて、一部、病院内を飾りつけするプレゼントもお贈りさせて頂きました。グループ会社であるエムスリー株式会社が展開する『CaNoW(カナウ)』が中心となり、実施させていただきました。

※CaNoW(カナウ)は『病や障がいと共にある方』の願いを叶えるプロジェクトです。

Christmas22 19
聖路加国際病院の飾りつけ

施設の皆さまからは、「お子さんから『欲しい!持って帰って良い?』と聞かれるぐらい、皆さん喜ばれていた」「温かくてかわいらしいデコレーション、患者さんも医療従事者も和みました」といった声をお寄せいただきました。

Christmas22 20
東京女子医科大学病院の飾りつけ

今回の企画実行にあたり、お忙しい日々の中で、多大なるご協力頂きました医療現場の方々、そして、ご協力くださった全ての皆さまに、感謝申し上げます。(遺伝性疾患プラス編集部)

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