サンタとして「プレゼント」と「笑顔になれる時間」を届けたい
メリークリスマス!
みなさま、2021年のクリスマスイブ、いかがお過ごしですか?
遺伝性疾患プラスでは、今年最後のイベントとして、「病気とたたかう子どもたちにクリスマスプレゼントを届けよう!」という企画を実施しました。
昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の流行に、世の中は大きく影響されました。新型コロナ診療を行う医療機関のひっ迫した状況が報道される中、医療の支えを必要とする子どもたちが日常的に過ごす病院や療育施設も例外ではなく、大きな影響を受けました。
例えば、子どもたちのご家族の面会や付き添いに、これまで以上に厳しく制限がかかる場合などがありました。これにより、きらいな検査や治療を我慢して受けるときに、いつもなら応援してくれる大好きなママやパパが、これまでのように見えるところにいてくれない、といった、やるせないことも生じました。また、どうしても密を避けられないために、プレイルームを閉鎖せざるを得ない医療機関もあり、病院で過ごす子どもたちの日常における楽しみの機会がますます減ったと伺っています。
こんな状況下で、子どもたちが泣いてしまうきっかけが増えるのは当然のなりゆきです。そんな中、日常的に泣き声を耳にしている医療者からも、「子どもたちが泣き止んで笑顔になれるような「何か」があれば」という声が実際に届きました。
こうした状況を知り、遺伝性疾患プラスは、クリスマスを病院等で過ごす子どもたちに「プレゼント」と「笑顔になれる時間」を届けよう!と考え、企画を実行しました。
果たして喜んで頂けたか…?後日、記事で報告します
今回、プレゼントをお贈りさせて頂くことになったのは、国公立病院、大学病院、療育施設、小児患者支援団体など、計17の施設・団体です。この企画が決まったときから、遺伝性疾患プラス編集部は、「お子さんが笑顔になれるもの・役に立つもの」について施設にお伺いしたり、プレゼントの準備をしたりと、サンタとしての活動を行ってきました。
また、今回、遺伝性疾患プラスの読者の方々を超えて、さらに多くの方々に「病気とたたかう子どもたちの現状を知っていただきたい」と考え、一部の施設にご協力頂く形で、クラウドファンディングも実施しました。このクラウドファンディングは無事に達成し、多くの方々からご支援や応援メッセージを頂くことができました。
そして迎えた、2021年のクリスマスイブ!
今まさに、遺伝性疾患プラス・サンタから、病気とたたかう子どもたちにプレゼントが届けられています。果たして子どもたち、ご家族、医療スタッフの方々にとって、うれしいサプライズとなったのか?今回のクリスマス企画は成功したのか?後日、ご報告させて頂きます。
皆さんも、どうぞ素敵なクリスマスをお過ごしください。(遺伝性疾患プラス編集部)