「医療者に質問して理解してから同意する」が約７割
今回、遺伝性疾患の当事者・ご家族の皆さんを対象に、遺伝性疾患プラス公式X（旧Twitter）アカウントにおいてアンケートを行いました。
テーマは、「治療や手術などの説明同意（インフォームドコンセント）の内容がよくわからなかったときに、どのように行動することが多いですか？」です。合計58名の方にご回答いただきました。ご協力くださった皆さま、ありがとうございました！
最も多かった回答は、「医療者に質問して理解してから同意している（69%）」、次に多かった回答は「わからなくても同意している（24.1％）」でした。最も回答が少ない「同意しなかったことがある（1.7%）」と合わせると94％以上の方がインフォームドコンセントに対し、多少なりとも内容がわからないと感じた経験を持っておられ、「わからないと思ったことはない（5.2％）」という意見は5％程度でした。
また、7割近くの方は、医療者への質問を行って理解した後で同意されているのに対し、2割以上の方がわからないままで同意しておられ、また同意しなかったことがあるという回答も少数あったことから、インフォームドコンセントに対して難しさを感じている方もいらっしゃるのではないかということが今回の調査から推測されました。
遺伝性疾患プラスアンケート、いかがでしたか。今後も遺伝性疾患プラスは患者さんのお悩みや困りごとを解決するお手伝いができればと考えています。遺伝性疾患プラス公式SNSでは、アンケート以外にもさまざまな情報をお届けしています。気になった方はぜひフォローしてくださいね。（遺伝性疾患プラス編集部）
