【ご報告】クリスマスプレゼントを届けました!~病気とたたかう子どもたちへ~

遺伝性疾患プラス編集部

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遺伝性疾患プラスは、2021年冬に「病気とたたかう子どもたちにクリスマスプレゼントを届けよう!」企画を実施しました。

今回は、プレゼントをお届けした施設の皆さまにご協力頂き、プレゼントお届け時の様子をご報告致します。

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コロナ禍の今、子どもたちへ笑顔を届けるために

新型コロナウイルスの感染拡大により、現在、病気とたたかう子どもたちやそのご家族、そして医療従事者の皆さまは、大きな影響を受けています。私たち遺伝性疾患プラスは、そのような状況を知ったことをきっかけに「子どもたちへ笑顔をお届けしたい」と考え、今回の企画を実行しました。

また、今回の企画では、遺伝性疾患プラスの読者の方々という範囲を超えて、さらに多くの方々に「病気とたたかう子どもたちの現状を知っていただきたい」と考え、クラウドファンディングも並行して実施。無事、クラウドファンディングの目標金額を達成しました。あたたかいご支援や応援メッセージを頂いた皆さまには、改めて御礼申し上げます。

クリスマスプレゼントをお届け!子どもたちの様子は?

ここからは、各施設・団体の皆さまよりご提供頂きました、クリスマスプレゼントお届け時の様子のお写真、コメントをご紹介します。ご協力頂いた皆さま、本当にありがとうございました!

国立成育医療研究センター

Present 01

(リハビリ科職員より)

この度はジャングルジムや滑り台、クライミングロープなどがセットになっているプレイジムをプレゼント頂き、誠にありがとうございました。リハビリテーション室が一層ワクワクするスペースになり、子どもたちがとても喜んでいます。

入院中の患者さんなどのリハビリに利用させて頂いています。入院すると、どうしても運動不足になってしまい、子どもの体力が落ちる場合も多いのですが、この遊具で楽しく体力・筋力をつけることにも使わせて頂いております。入院すると、退院まで外出が難しいので、こういった大型の遊具で遊ぶことが気分転換にもなっています。

長期的に利用して、多くの子どもたちに使ってもらえたらと思っています。素晴らしいプレゼントをありがとうございました。

東京女子医科大学病院 小児科

Present 02

(お母様より)

保育園にも同じくらい大きいキッチンセットがあるみたいで、すぐに気に入って遊んでいます。家にはなかなか置けない大きさなので、入院中にプレイルームで遊べて嬉しいです。

(病棟保育士より)

子どもたちは新しいおもちゃに敏感で、さっそく大人気です。プレイルームの雰囲気も変わりました。本格的でかわいいキッチンセットで子どもたちとたくさん遊びたいと思います。

(病棟看護師より)

今までなかった大きなキッチンセットに、子どもたちも、付き添いのご家族も、私たち看護師も、みんなワクワクしています。子どもたちが、入院中、束の間の遊び時間を、すてきなおもちゃで楽しんでくれると嬉しいです。

東京女子医科大学病院 リハビリテーション科

Present 03

この度は、クリスマスプレゼント企画に参加させていただきありがとうございます。立派なプレゼントが届き、お子様たちの嬉しそうな顔が頭に浮かびました。

お子様たちの成長・発達を促すリハビリテーションは、「楽しく行うこと」が大切となります。今回のいただいたプレゼントを活用し、お子様たちとより楽しくリハビリテーションを進めていきたいと思っております。

遊びの幅が広がるプレゼントに、リハビリスタッフ一同大変感謝しております。ありがとうございました。

東京女子医科大学病院 ゲノム診療科

Present 04

(斎藤加代子先生、加藤環先生、スタッフの皆さまより)

このたびは素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。お心遣いをいただいたことで、子どもさんや親御さんたちの笑顔を見ることができました。スタッフ一同、心より感謝申し上げます。

(お子様より)

新幹線を頂きました。初めてのクリスマスプレゼント、とてもたのしかったです。ありがとうございました。

聖路加国際病院

Present 05

たくさんの素敵なプレゼント、本当にありがとうございました。

NICUには、お届けに行くなり看護師さんもドクターも「わ~い!」とても喜ばれていました。

年末年始は入院患者さんが少なかったのでバランスボードはまだ一回しか使用していないのですが、一回目だけでも大人気で、写真のように輪にしたらその上を平均台のように歩いたり、お風呂に見立てて中に入ったり、お歌遊びの中でむっくりクマさんから逃げる場所になったりなどして遊びました。シンプルなものはいろんな用途に使って遊べるので良いですね!運動する機会が少ない病棟の中で、遊びながら体幹を鍛えることができるので、これから大活躍しそうな予感です!

DVDも届いたその日から「これ見たかったんだよね!」「新しいやつだ!!」と借りていく大きいお子さんたちばかりでした!病室で、親子でDVD鑑賞をして年末年始を病院で過ごしたお子さんもいました。音楽CDも届いたその日から使用させていただきました。大きな音がするMRIの検査では動かずにじっとしていないといけないですが、音楽は聴ける検査室もあるので、いただいた最新の音楽を聴きながら検査を頑張ったお子さんもいました。

認定NPO法人難病のこども支援全国ネットワーク

このたびは、ステキなクリスマスプレゼントをありがとうございます。あそびのボランティアなどで関わりのある難病や障害のあるお子さんとご家族向けに「オルゴールプロジェクター スターナイトライト(以下、ライト)」を、山梨県北杜市にある当団体の難病や障害のあるお子さんとご家族向けの宿泊施設「あおぞら共和国」には、「木馬」をお贈りいただきました。

Present 06

ライトが届いたご家族から、「ライトありがとうございます!子どもが大喜びで、ベッドでずっと遊んでいました。自宅療養が多いのでベッドで楽しめるのが助かります」「子どもがとっても喜んでいたと、そして母が感謝しておりますとお伝えください。急な入院でクリスマスプレゼントも準備出来なかったので尚更にありがたかったです」とのお言葉が届きました。

Present 07

そして、年末年始のお休みであおぞら共和国を利用していたご家族からは、「初めてのもの、予測がつかないもの、顔があるものが苦手な彼らですが、母が乗り安全の確認ができたら乗れました。地に足が付いていないと不安そうでしたが、少しずつ少しずつ慣れていきました。136cmの彼らは足が付いた方が遊びやすいようです」との感想をいただきました。

Present 08

あおぞら共和国を利用するお子さんとご家族に、楽しんで頂けるアイテムが増えました。どうもありがとうございます。ライトも木馬もワクワクできるプレゼントですが、ご寄附してくださったみなさんの温かな想いがプラスされて、さらにステキなクリスマスプレゼントを頂きました。本当にありがとうございました。

千葉県こども病院

Present 09

(病棟スタッフより)

この度は、スウィングベッド&チェアをご寄付いただきありがとうございました。大切に使わせていただきます。

(病院長様より)

このたびは当病院へ温かいご厚意とご支援を賜り、誠にありがとうございました。頂戴いたしましたスウィングベッドは、院内で有効に活用させていただきます。

大阪母子医療センター

Present 10

この度は、たくさんのおもちゃを頂き、ありがとうございました。おもちゃを早速開けると、子どもたちは目を輝かせて嬉しそうに遊んでいました。頂いたおもちゃは大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

(5階東病棟より)

長期入院でプレイルームのおもちゃにも飽き始めていた、Aちゃん。新しいおもちゃをすぐに見つけ、満面の笑みで遊んでいました。保育士と一緒にいないいないばあっ!のおもちゃで遊び、終始大興奮!夢中になって遊んでいました。

(子どもたちより)

  • 新しいおもちゃで遊んだよ。音が鳴って楽しかった。
  • プレイルームはおもちゃがたくさんあって楽しい。

(ご家族より)

  • たくさんのおもちゃがあることで入院中でも子どもが楽しむことができています。ありがとうございます。
  • これだけおもちゃがあると、付き添う親の立場からも大変助かります。

Present 11

(保育士より)

入院中の子どもにとって遊びは不安やストレスの軽減だけでなく、成長発達を促す大切なものです。病院のおもちゃにも限りがあるので、今回このようにたくさんのおもちゃを頂けたこと、大変感謝しております。子どもたちが安心して少しでも楽しく入院生活を送れるように、私たち職員も保育をしていきたいと思います。本当にありがとうございました。

愛知県医療療育総合センター

Present 12

寄付のおもちゃをたくさんありがとうございました。

ベッドの上でも遊べるおもちゃをいただき、笑顔で遊んでいます!

車椅子に乗って遊んだり、カードゲームやDVDをみながら他の方ともコミュニケーションを取っています。

Present 13

 

神奈川県立こども医療センター

Present 14

(病棟保育士より)

この度はありがとうございました。こどもたちみんな喜んで遊んでいます。

まだ新型コロナの影響もあり大勢で集まって遊ぶことは難しいのですが、落ち着いたらいただいた線路や電車を全部つなげてみんなで遊ぼうねと話しています。

大切に使わせていただきます。ありがとうございました。


今回の企画では、ご紹介させて頂いた施設・団体を含め、計17施設・団体のお子様たちにクリスマスプレゼントを贈らせて頂きました。

喜びの声や笑顔の写真が続々と届くたびに、遺伝性疾患プラス編集部一同、温かな気持ちに包まれたり、胸が熱くなったりしていました。また、今回の企画は、病気のお子さんの日常に関わる現場における、たくさんの課題などを改めて知り、学ぶ機会にもなりました。こうした課題を解決するために遺伝性疾患プラスに何ができるのか、今後も考え続け、発信をしていきたいと思っています。

今回の企画実行にあたり、お忙しい日々の中で、多大なるご協力頂きました医療現場の方々をはじめ、ご協力・ご支援・応援くださった全ての皆さまに、感謝申し上げます。

そして、引き続き遺伝性疾患プラスでは、当事者・ご家族の皆さまへ“プラス”となることを目指し、活動して参ります。これからも、よろしくお願いいたします!(遺伝性疾患プラス編集部)

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