2022年 新年のご挨拶~「『?』を『!』にできる身近な存在」を目指します

遺伝性疾患プラス編集部

POINT

    謹んで新春のお慶びを申し上げます

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    2021年は、前年に引き続き、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)によって多方面にわたりさまざまな制限を余儀なくされた一年でした。しかしそんな中で、ワクチン接種や新しい日常への適応など、確実に前向きな変化が起こった一年でもありました。変異株の情報に注意しつつも、引き続き人間の知恵と強さを信じて、どっしり構えていきたいと思っています。

    患者会・支援団体等のイベント情報も「オンライン開催」という形で頂くことが増えた中、遺伝性疾患プラスも、「オンライン取材」「オンラインイベント」などを増やすことで、コロナ禍でも継続的に読者の皆さまに、新しく正しい、そして役立てて頂ける情報を届けることに努めて参りました。中でも、遺伝性疾患プラスの初イベントとなったオンライン座談会「遺伝子治療のきほん」には多くの反響を頂き、これがきっかけで読者の皆さまとの距離がぐっと近づいたように感じることが出来ました。

    遺伝性疾患プラス開設1周年記念イベント「あなたの願い、叶えます」は、オンラインではなくリアルでのイベントとして実施しました。新型コロナの影響で延期が続いたものの、無事に「象とあそびたい!」というお子様の願いを叶え、喜んで頂くことができ、とても思い出深いイベントとなりました。また、年末には、クリスマスイベントも実施し、その中で、初のクラウドファンディングにも挑戦しました。

    遺伝性疾患プラスは、今年も引き続き、皆さまが必要とする情報を正しく、わかりやすく届けていきたいと思っています。さらに今年は、当事者と医療者の「双方に役立つ」ことをより意識した企画も実施を予定しておりますので、こちらも楽しみにして頂ければと思います。

    私たちは、皆さまにとって身近で信頼できる、そして「難しくてわからない」を解決する(『?』を『!』にする)お手伝いができるサイトとなることを目指し、努力と工夫を続けて参ります。「こんな疾患の解説や生活のヒント、その他こんな情報があれば良いな」など、思うものがあったらぜひ、お気軽にご意見・ご要望をお寄せ頂ければ幸いです。

    本年も遺伝性疾患プラスを、何卒宜しくお願い申し上げます。

     

    2022年1月4日

    遺伝性疾患プラス編集長 二瓶秋子