一般社団法人日本家族計画協会「遺伝の基礎オンライン講座」、11/14(月)まで配信中

遺伝性疾患プラス編集部

POINT

  1. 遺伝の基礎知識に特化した、医療専門職向けのオンライン動画講座
  2. 遺伝分野の第一線で活躍する12名の講師陣による全14テーマが学べる
  3. 講師から遺伝について学びたい医療専門職へメッセージ

遺伝の基礎知識が、いつでも、どこでもオンラインで学べる

一般社団法人日本家族計画協会は、2021年の11月より遺伝の基礎知識について幅広く学べる「遺伝の基礎オンライン講座」を開設しました。この講座は、医師、保健師、助産師、看護師といった遺伝相談に対応する医療専門職向けにオンライン配信されており、受講者は2022年の11月14日(月)までいつでも視聴することができます。受講費は5,500円、団体申し込みの場合は1万1,000円です。

12名の講師が全14テーマで遺伝について解説

「遺伝の基礎オンライン講座」では、遺伝に関連する分野で活躍する12名の講師が遺伝カウンセリング、先天異常と出生前検査、高年妊娠と生殖補助医療、がんと遺伝子、難病と遺伝、生活習慣病と遺伝、色覚特性、インターネットを介した遺伝子検査といった14テーマを解説しています。

この講座を担当している聖路加国際病院遺伝診療センター長/女性総合診療部医長の山中美智子先生から、これから遺伝を勉強しようと思っている方へ、講座で学べることについてメッセージを頂きました。

「本講座では、日々臨床に携わっている各講師が、現場での経験を生かしたわかりやすい講義を展開しています。分野は多岐にわたっていますが、単一セッションで視聴しても理解可能な内容になっています。遺伝医療の歴史や、考え方の基礎を学ぶこともできます。臨床における実践のみならず、教育の教材としても役立つ内容です。

私が担当した『人類遺伝学の基礎』は、“遺伝学ってなぁに?”と思う初学の方が、遺伝を学ぶ意義、染色体と遺伝子、メンデル遺伝、多因子遺伝、遺伝情報の取り扱いについて学べる内容です。『高年妊娠と生殖補助医療』では、昨今話題になっている高年齢妊娠を巡る問題をとりあげ、生殖補助医療、着床前診断の日本における状況について学べる内容です。」

「遺伝の基礎オンライン講座」の詳細・申し込みはこちらから。

※医療専門職(医師、保健師、助産師、看護師等)の受講に限ります。


講師の先生方の中には、遺伝性疾患プラス・専門家インタビューで取材させて頂いた先生方もいらっしゃいます。記事もあわせて、ご覧ください。

(掲載年月日順)

(遺伝性疾患プラス編集部)

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